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2008/10/25 (Sat)
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蚕の繭から生糸になるまでの製糸工程の概略は、繭を煮て繭糸を引き出し、数本引き揃えて生糸とします。 撚り(ヨリ)をかけるのは、糸の強さを増すとともに、糸の毛羽防ぎ、艶を出す(光沢)効果が有る。ネクタイの通常の縦糸には、7本引き揃えた「21中(2・1・ナカ)」の生糸を1mにつき850回の撚りをかけ、さらにそれを2本合わせ逆方向に1m当り750回の撚りをかけたもの『21中2本双糸(2・1・ナカ・2本・ソウシ)』が使われる。又、緯糸には「21中3本片(ヘン)」と呼ばれる7本引き揃えた糸を3本合わせ1mにつき150~200回の撚りをかけたものか、『27中2本片』あるいは『27中3本片』と呼ばれ、9本の生糸を引き揃えた糸を、2~3本合わせて150~200回の撚りをかけたものが用いられている。
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