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2009/03/23 (Mon)
カルミンとは、エンジムシ(カイガラムシともいう)から得た赤色の天然色素である。エンジムシの体液が赤い。カルミンは、化粧品の色材のほか、草木染め、食品色素、医薬品の着色、医療マーカー、細胞の染色、絵の具など幅広く使われている。カルミンと同じように、天然の赤系統色素には、紅花、βカロチン、パプリカ色素などがあり、タール系色素に比べると、アレルギー性はほとんどない。特に赤系統の合成色素には、発ガン性が疑われているから指定表示成分であるのだが、口紅など常に口から色素が体内に入る化粧品には注意が必要である。カルミンをはじめとする天然色素は、タール色素に比べて、高価で着色力が弱く、光・熱・酸などに対して不安定な性質である。
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