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2009/02/20 (Fri)
オレイルアルコールとは、魚油アルコールを主体にした不飽和アルコールと、植物オレイルアルコールを混合調整した不飽和アルコールである。オレイルアルコールは、乳化作用、乳化製品の安定性を保ち、皮膚に対して柔軟性を保つために用いる。無色~淡黄色の液状のアルコールで、わずかに特有な匂いがある。化粧品用には高度精製品が使われる。表示指定成分ではないが、オレイルアルコールを原料にして水素添加をした油脂・ステアリルアルコールは、表示指定成分である。オレイルアルコールは、マッコウクジラなどの脂質に多く含まれているが、鯨油の入手が困難なので、オリーブ油や牛脂から得たオレイン酸を還元して得られる。クリームや乳液、口紅、シャンプーなどに使用されている。
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