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2009/02/10 (Tue)
オウバクエキスとは、みかん科の高木で樹齢約15年以上のキハダ(黄肌)の樹皮から抽出したエキスであり、古くから生薬としてその苦味成分が、健胃・整腸・消炎性収斂薬に使われてきた。オウバクエキスはオウゴンエキスやシソエキスとともに、天然保湿成分として、無添加・低刺激性の化粧品に配合される。オウバクエキスの薬効成分はベルベリンといい、上記作用のほか、抗菌・腸炎からくる下痢止め・血圧降下剤として、中国では民間療法に使われる。ヨクイニン・トウキ・ジオウなどの植物エキスとともに、美肌をつくる成分としてまた、敏感肌用化粧品に配合される。入浴剤や角質ケアのパックなどにも入れられている。ニキビの原因であるアクネ菌などを抑制するとされる。
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