エゴマ油とは、シソ科の植物エゴマの種子から抽出される油であり、必須不飽和脂肪酸の一種であるα-リノレン酸を55％以上含んでいる。余分な体脂肪を燃やす油として知られている。エゴマ油は、バージンオリーブオイルなどと同様に種子を圧搾して得られるピュアなオイルである。大量にとるのがよいわけではなく、油いために大さじ一杯など少量でもよい。通常のサラダオイルのように液状で、あるいは、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンとともにカプセル剤のサプリメントとして市販されている。えごま（エゴマ）油に含まれるα-リノレン酸は、体内でエネルギーになりやすい。また、余ったα-リノレン酸は、体内で血液をさらさらにするEPAや、脳の発育に欠かせないDHAに作り変えられるといわれる。
エキナセアとはハーブの一種で、人間の免疫機能を高め、ウィルスなどから体を守ってくれると言われるものである。エキナセアはキク科の多年草で、紫色の花をしたハーブである。免疫を高める効果があると言われており、北米のネイティブ・インディアンなどは古来より風邪の薬などに使用してきた。エキナセアは、さまざまな微生物に対する、免疫力、抗ウィルス力を活性化させてくれるが、取りすぎると下痢を起こしたりするので過剰な摂取は避けるべき。また、肺結核や糖尿病にかかっている場合、エキナセアを服用することは危険である。なお、ドイツでは、風邪の初期症状の改善や予防薬として、一般的に親しまれている。
栄養機能食品とは、保健機能食品制度により新しく定められた健康・栄養食品の分類のひとつで、認可は受けていないが一定量の指定された栄養素を含む食品をいう。平成13年4月1日より施行された、保健機能食品制度により新しく定められた健康・栄養食品の分類のひとつ。健康食品ブームにより、食品の表記に関してトラブルが相次いだため、新しく栄養機能食品の分類が追加された。認可を受け、直接効用を表記できる特定保健用食品に対して、栄養機能食品は「この食品に含まれている～には～のような効果があります。」といった表記をしなければならない。サプリメントといわれるもののほとんどはこの栄養機能食品に分類される。日頃、偏りがちな食事の、補助的な栄養補給として有効な栄養機能食品だが、それに含まれる栄養がどのような効果をもたらすかはっきりと理解したうえで使いたい。
エアブラシとは、吹き付けにより行うファンデーションあるいはネイルアートのための道具である。通常、ファンデーションはパフにより行うものであるが、エアブラシはこのファンデーションを顔に吹き付けることによって行う。電気的なイオナイザーと併用することによって服に付けないようにファンデーションすることも出来る。ファンデーションの厚みやむら具合の調整にはやや熟練を要するが、パフに比べてより均一にファンデーションすることが出来る。イオナイザーをつかうとイオンの電気的な力により、粒子同士が反発しあい粒子がまったく重なることがなく、厚づきにならない。しみなど気になるところには、いったん顔全体にエアブラシを使用した後、再び重点的にファンデーションするようにすればよい。薄く、まんべんなく化粧できるのが最大の利点である。
ウルフカットとは、いわゆるマッシュルームカットに、ハイレイヤー、つまり段々カットがたくさん入って、毛先をそいだ髪型のことである。ウルフカットは、毛束をつくりやすくカットしてあり、後ろ髪がやや長めのスタイルであり、男女問わず最近流行している。ウルフカットはカットだけではなく、スタイリングも重要であり、うまく毛束を作るようにしないと、「美容院でカットしてもらったときとは少しイメージが違う・・・」ということになりかねない。しかし、うまくスタイリングをこなせば、ふわりとしたボリュームのある髪型や巻き髪などさまざまなアレンジが可能な髪になる。バリエーションには、長さによって、ショートウルフ、ボブ風ウルフなどがある。
イリスとは、アヤメ科ニオイアヤメの根から水蒸気蒸留法で抽出した、採取できる量が非常に少なく熟成にも時間を要する精油であり、多く高級香水に配合されている。イリスはふつう野生の状態で見られるが、現在では化粧品原料用としても栽培されている。イリスの乾燥させた根は、スミレに似た非常に良い香りを放ち、かつては子供達の咳をしずめ、歯が生えてくる時の痛みを和らげる働きがあるとして、医者たちから推薦されてきた。イリスの精油は、元来は天然の根からであるが、その主成分はイロンであることから、合成イロンが使われる場合もある。アストリンゼント（収れん性）効果と肌機能の調整に働きかける効果があるため、脂性肌用化粧品に応用される。
永久脱毛とは、毛根・毛乳頭を何らかの方法で除去することによって、永久に毛が生えないようにする脱毛方法である。なぜなら、通常の脱毛によって、無駄毛を処理しても、毛根・毛乳頭が残っている限り、毛はまた生えてくるからである。永久脱毛の方法として、一般的に利用されているのは、電気を使った方法。毛乳頭を破壊するために針によって毛乳頭まで、接点を挿入する。針に弱い直流電流を流して、組織液を電気分解して、毛球・毛乳頭を化学的に破壊するというもの。しかしこの方法は電気を流す時間が長いため、現在ではほとんど利用されていない。高周波法は針を通じて高周波を流し、周囲を熱で破壊するものもある。この方法だと短時間ですむが、高熱のために皮膚トラブルを生じがちである。他には、同じく短時間で済むレーザー脱毛がある。