小売店において、正価販売をする商品の事を指す。バーゲン・セール商品に対する用語。 語意→本来の。固有の。独特で有る事。
本来は両面を起毛させた素材を云う。極細のポリエステル繊維を高密度に織り、起毛させたものに多い。軽さと肌触りの良さに加え、保温性と速乾性に優れている事から、スキーや山登りなどアウトドアスポーツ用の素材として人気がある。最近、この素材で作ったタウン用のトレーナーやジャンパーをフリースと呼んでいる。
防毛織物の一種。平織または綾織で、柔軟かつ軽くて、布の表面をやや起毛している。霜降りや縞柄も多くスーツやジャケットの冬の素材として人気がある。 ◎最初は、英国ウエールズ地方で織られた織物。略して、フラノ。
絹はその美しさから・繊維の女王・と呼ばれる。その正体がフィブロインと云う硬蛋白質の連続した繊維素で、表面はなめらか、断面は三角形で、これがプリズムの役割を果たして、優雅で光沢のある美しさを誇示しています。
フィッシャーマン(漁師・釣り人)の装いにモチーフを得て作られた機能的なスポーツ・ウエアの総称。一般にはフィッシング・ジャケット、シャツ、ベスト、パンツ、ブルゾン、コートなどと呼ばれ、多くのアイテムがある。いずれも多くのポケット、ジッパーフロントなどヘビーヂューティ感覚で素材も防風、防水加工されたものが多い。最近ではそうした実用的なものだけでなく、カラフルな色づかいでパーカーのようにフード付きのタウン・スポーツウエアとして使われるものも多く、素材も綿や合繊などバラエティに富んで楽しいものになっている。
フランス語で・巻き毛・・輪奈・を意味し、表面に輪奈あるいは節を持った織物または編地を指す。素材には、毛、綿、絹、レーヨンなどが使われ、コート、スポーツウエア、セーター、ネクタイなどに用いられる。
琥珀織りの一種で、鋭い光沢を持ったソフトな畝織絹布。畝には細い横畝を特徴としたフラットなもので、同じ畝織絹布でもクログランなどよりソフト感がある。ようとは、ネクタイのほか、タキシードの上衿の拝絹やカマーバンドなどに用いる。
・フーラード・で作ったネクタイの総称。最初はネッククロス用の素材として使われていた。1870年代後半に、結び下げネクタイにも用いられる様になった。◎1890年アメリカ→当時のブルックス・ブラザーズ社長フランシス・ロイドによって英国から輸入して、同店で初めて紹介されたと記録されている。 ◇フーラード(【ouland】→柔らかく、光沢のある薄手綾織絹布。現在ではレーヨンなど人造繊維もある。一般に、プリント柄が多用されている。用途は、ネクタイマフラー、スカーフ、ポケット・チーフなど。